インハウス

興味があったので関連書籍を読んでみた。

インハウスローヤーの時代

インハウスローヤーの時代

こちらはインハウスローヤーの導入用に読んでみた。どなたかの分析にもあったかと思うが、特に金融機関に勤める場合にはフロントで働くという選択肢も充分ありうると思う。結構クリエイティブな仕事ができるんじゃないか。本書自体は、総論よりは、各論*1のほうが読んでいて面白かった。ちょっと意外だったのは、インハウスといえどもその企業にとどまるわけではなく、法律事務所に戻ったり、独立して法律事務所を構える弁護士が割りと存在すること。

社内弁護士という選択―インハウスカウンセルの実際の仕事を描いた15講

社内弁護士という選択―インハウスカウンセルの実際の仕事を描いた15講

こちらは有名な芦原先生の著書。かなり具体的・体系的・網羅的にインハウスローヤーの仕事を紹介してくれている。社会人経験がある人が読めば、大まかなイメージはつかめるじゃないかと思う。読んでいて面白かった。大事に持っておきたい一冊となった。

*1:様々な企業のインハウスローヤーが自己の体験を語っている部分