新司法試験スタート、2100人が挑戦

http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060519AT1G1803J19052006.html

 法科大学院の修了者を対象とした初の新司法試験が19日、東京や大阪など全国6会場で始まった。大学法学部出身者らを対象にした2年制の既修者コースを今春修了した約2100人が、法律の基礎知識を選択式で問う「短答式」と、論理構成力などを問う「論文式」に挑戦する。試験は23日まで実施される。

 新試験は、司法制度改革で「法曹人口の拡大」が打ち出されたことを受け、法科大学院で実務教育を受けた人に実施することになった。従来より実践的な能力を重視した内容。今年度の合格者数は1000人前後とされ、合格率は約5割の見通しで、最終合格者は9月21日に発表される。

 併せて実施している現行試験を含めた今年度の合格者数は最大1700人となる。新試験と現行試験は2010年度まで並行して実施。現行試験の合格者枠は徐々に縮小する一方、新試験合格者は同年度までに3000人に拡大する。 (11:00)

いよいよです。一期既習の方々にはがんばって頂きたいです。