セイコーエプソンが28億円申告漏れ・東京国税局が指摘

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060602AT1G0201A02062006.html

 情報関連機器「セイコーエプソン」(長野県諏訪市)が東京国税局の税務調査を受け、2005年3月期までの3年間で約28億円の申告漏れを指摘されていたことが2日、わかった。

 税務調査で元社員が約1億円を不正取引し、取引先から還流させた約3000万円を着服していたことも発覚。約9億円に上る追徴税には、この1億円の不正取引についての重加算税も含まれる。同社は「6月中に納付する」としている。

 同社によると、同社はオランダの統括本社を介して欧州各国の子会社が製品を販売。国税局は、オランダ本社が販売促進で値引きをし各国に流通させた値引き額の一部が課税対象の寄付金にあたると認定した。同社は元社員について「3000万円を弁済しており刑事告訴はしない」としている。 (14:39)

日経ネットからです。